日曜日に大船植物園で満開の桜と梅の花を楽しんできました。
今年の梅は冬の寒さで約一ヶ月遅れています。
桜のソメイヨシノはまだ蕾でしたが、早咲きの「玉縄桜」(左写真)と「おかめ」(右写真)が満開でした。
「玉縄桜」はソメイヨシノの実生株から選択育成した品種で、開花期が早いために、約一ヶ月に亘って花を楽しむことができます。
「おかめ」はイギリスのイングラムさんがマメザクラとカンヒザクラを交配させて作った桜だそうです。
最近は早咲きの桜が各地に普及してきたので、桜を楽しめる時期が長くなってきました。
そのうち、ヒマラヤザクラとの交配種などが出てくれば、半年以上に及んで桜の花を鑑賞できるようになるかもしれません。
梅の花も満開でした。
梅園では約50品種を栽培していますが、遅咲きの品種が華麗な花を咲かせていました。
ところで、桜も梅も花の形がとってもよく似います。
さて、突然ですが、ここで問題です。
下の写真でどちらが桜で、どちらが梅かお分かりでしょうか?
かなり紛らわしいのですが、左が「春めき」という桜で、右が「巻立山(まきたちやま)」という梅の花です。
見分け方は、桜では一枚一枚の花弁の先が凹んでいますが、梅の花弁は傷んでなければ、丸いままです。
昔からデザイン化する時も桜の花は先が凹みますが、梅の花では丸く描かれます。
桜 梅
もう少しすると、楽しい花見の季節がやってきます。
誰かさんと二人きりの時、花の話題としてご披露すれば、恋に花が咲くかもしれませんよ。